
ノエルファニチャーは2011年から活動をしている家具屋です。
普段の業務内容として、依頼のあった家具を製作し納品するという、ただそれだけの内容で家具屋と名乗っていますが、この家具屋という言葉はとても多くの意味を含んでいます。
世の中には、ほにゃらら〜木工所とか、うんぬん製作所とか、〇〇工房とか、このような名称の「家具屋」がたくさん存在しますが、その業務内容は一社一社、まったく同じものはないのでは、というほどバラエティに富んでいます。
私が家具業界に入って15年ほど経ちますが、最初その家具屋という言葉に戸惑いを感じたことを覚えています。
家具屋、というと、緑の看板のお値段が以上な〇〇リ、青と黄色の看板の北欧なイ◯ア、その他、青山や目黒などにあるお店のイメージが一般的かと思います。始めた当初、このイメージの家具屋と、建築現場内での家具屋という言葉が指す私のイメージが少し違うということに気づきました。
上記の家具屋さんは、販売店、小売業者、そのようなカテゴリに分類されますが、ノエルファニチャーの属する、現場の職人が呼ぶいわゆる「家具屋」は少し違うようです。
ここでいう「家具屋」は、本当に色んなことしてます。
例えば、リフォームの現場に入るとします。そこでは様々な職種の職人さんが働いています。
大工さん、内装屋さん、塗装屋さん、ガラス屋さん、電気屋さん、水道屋さん、ガス屋さん、工務店の人とか建築士さんなど、現場にずっとはいない感じの人達も含め、それぞれの役割で担当する箇所が決まっています。
(現場の規模によってその仕事の幅は多少流動的ではありまして、近い職種の職人さんが兼業することも多々ありますが、、)
わたしたちノエルファニチャーは、ポンと置いて納品完了な椅子やテーブルの他にも、がっちり壁や床に固定されているような家具、クローゼット、洗面台とか、キッチンカウンター、収納棚など、場合によってはドアなどを作ることも。
GALLERYページに写真がありますが、多種多様な家具を工房で製作し、時に現場施工したり、大工さんに取り付けをお願いしたりしながら、お客様のニーズに沿った家具製作をしています。